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青木理氏の新刊『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』が1月26日に発売 東日本大震災から15年、3.11レクイエム
投稿日 2026年1月23日 10:21:44 (ニュース)
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内田樹氏(思想家):「この本は、ひとつの村の物語であり、同時にこの国の百年の記録である」
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藤原辰史氏(歴史学者):「”この風景は私”と言えるほど土と人が結びついた暮らしを、原発事故によって断ち切られた人々の喪失が、本書には刻まれている」
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田中優子氏(江戸文化研究者):「貨幣による豊かさの名のもとに、共同体と暮らしがいかに壊されてきたか。その現実を、本書は静かに突きつけている」
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タイトル:百年の挽歌 原発、戦争、美しい村
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著者:青木理
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発売日:2026年1月26日(月)
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定価:2,200円(10%税込)
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ページ数:224
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判型:四六判
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ISBN:978-4-08-789024-2
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出版社:集英社
102歳の古老の死が問いかける、現代日本の痛み
本書は、2011年4月11日深夜、東北の小さな村で102歳の古老が自ら命を絶った出来事を起点に物語が展開されます。厳しくも豊かな自然に囲まれ、人と土地が深く結びついていたその村で、何が古老を死へと追いやったのか。その背景を深く掘り下げていくうちに、読者の前には「国策」という巨大な影と、時代に翻弄され続ける人々の姿、そして戦争の記憶が浮かび上がってきます。
青木理氏は、時間の経過と共に薄れゆく記憶の中で、何が見えなくなってきたのかを静かな筆致で描き出し、現代日本の痛みと喪失を鮮烈にえぐり出しています。美しい村の記憶と、そこに生きる人々の尊厳を描いた渾身の一冊です。
各界の著名人からの推薦コメント
本書には、各界の著名人から推薦コメントが寄せられています。
これらのコメントは、本書が単なるルポルタージュにとどまらず、日本の歴史や社会構造、そして人々の暮らしに深く切り込んだ作品であることを示唆しています。
著者について
著者の青木理氏は1966年生まれのジャーナリスト、ノンフィクションライターです。慶應義塾大学文学部を卒業後、共同通信社に入社。社会部で警視庁などを担当し、外信部ではソウル特派員を歴任しました。2006年の退社後はフリーランスとして活動し、事件や事故、災害、刑事司法、朝鮮半島、メディアなど多岐にわたるテーマで取材・執筆を続けています。
主な著書には『安倍三代』(朝日新聞出版)、『日本会議の正体』(平凡社新書)、『絞首刑』(講談社)、『日本の公安警察』(講談社現代新書)などがあり、共著も多数手掛けています。
書籍情報

書籍の詳細はこちらから確認できます。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-789024-2
刊行記念イベントと関連対談記事
本書の刊行を記念し、2026年1月26日(月)にはトークイベントが開催されます。著者の青木理氏と、フリーライターの武田砂鉄氏が登壇し、「3.11から15年 わすれることの暴力性について」をテーマに対談します。このイベントはオンライン配信も予定されており、現場を歩き続けてきた青木氏の視点と、しなやかな視点で社会を読み解いてきた武田氏の視点が交差することで、3.11以後の日本社会を多角的に見つめ直す貴重な機会となるでしょう。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
https://peatix.com/event/4767962
また、Webサイト「集英社新書プラス」では、青木理氏と思想家の内田樹氏による対談『朽ちていくジャーナリズムと孤立を深める人々』が掲載されています。本書と合わせて読むことで、より深い理解が得られるかもしれません。
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/interview/aoki_uchida_100/33011
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