ワールドワイドなスポーツであるサッカーの世界でも問題は深刻化している。昨年4月には元イングランドU-20代表のテッド・スミスが、「試合を楽しもうと努力したけど、いつしかできなくなった」とSNSでの被害を理由に現役引退を決断。まだ24歳の若さだっただけに、小さくない波紋を広げた。
もちろん各国リーグや各クラブは、SNSでの問題に対して以前よりもセンシティブに対応はしている。それでも選手や監督たちへの“見えないところ”からの卑劣な攻撃に明確な策は講じられていない。
そんな問題に大胆に切り込んだレジェンドがいる。元フランス代表FWのティエリ・アンリだ。プレミアリーグで4度の得点王に輝いた点取り屋は、現地時間11月2日にポルトガルのリスボンで開催された「ウェブサミット」において、「SNS企業は実際に何も取り組んでいない」と主張した。
「あらゆる企業はSNSで起きている問題に対して、実際のところは何も変える気はないよ。彼らがそういった被害に遭ったことがないからだろうけど、本来であれば、彼らが責任を果たすべきなんだ」
今年3月からSNS企業に対するボイコットとして、あらゆるソーシャルメディアの更新を止めているアンリ。その現状について問われ、「SNSがないほうがよく眠れる。何も問題はない」と堂々と持論を展開する。
「彼ら(SNS企業)がありとあらゆる誹謗中傷や憎しみでカネを生み出していると気付いたとき、自分の薬が毒になるとき、どうなるだろうか。本当に誠実であること、親切であることは、カネを生み出さない。ボイコットをしたとき、彼らは私と話そうとしたが、私は『一体何を話す必要があるんだ』と突き放した。それから彼らは何のアクションも起こさず、何も変えようとしていない」
サッカー界で数多の功績を残したアンリ。そんなレジェンドの切実な声は、問題の発端となっているSNS企業に届くのだろうか。
11/3(水) 17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e836fb5a24c6edd127da079bd518eeb0671cdbd
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Source: サムライ ゴール