南米駆使のライバル関係にある両国が、コパ・アメリカの決勝で顔を合わせるのは、2007年大会以来4度目だ。当然、両雄にとって負けられない戦いとなるが、とくに28年ぶりの国際タイトル奪取を狙うアルゼンチンは、ブラジル・サッカーの“聖地”であるマラカナンでの決戦に並々ならぬ闘志を燃やしているはずだ。
そんななかで、興味深い情報を発信した男がいる。ブラジルの超名門ヴァスコ・ダ・ガマでプレーするアルゼンチン人FWヘルマン・カノだ。
奇しくも両国がコパ・アメリカのファイナルで激突した2007年の夏に、母国の名門ラヌースでプロキャリアをスタートさせたカノ。これまでに5か国9クラブを渡り歩いてきた33歳のジャーニーマンは、母国紙『Ole』の取材で「絶対にアルゼンチンに勝ってほしい。その瞬間を長いこと待ちわびてきたメッシのためにもね」と前置きしたうえで、意外な情報を口にした。
「僕の周りには、とくにメッシのために、アルゼンチンに勝ってもらいたいと思っているブラジル人は沢山いる。チームメイトたちのなかにも、今日の練習中にメッシがいるからアルゼンチンをチャンピオンにさせたいというやつもいた。その割合は意外に多いと思うし、それはアルゼンチンにとって良い後押しになるはずだ」
さらに「もちろん、アルゼンチン対ブラジルの持つ意味は分かっている。街中じゃブラジルを推す人々が多いこともね」と語ったカノは、「だからこそ、アルゼンチンを応援するブラジル人がいるのは驚きだったね」と続けている。
「クレイジーなことかもしれないね。でも、SNSでもアルゼンチンに勝ってほしいというメッセージも来て、それには本当に驚いたよ」
いずれにしても、アルゼンチンのタイトル獲得は28年ぶりの快挙であると同時に、大黒柱のリオネル・メッシにとっても、A代表キャリアで初めての戴冠を意味する。これまで「代表じゃ一生勝てない」とのレッテルも貼られてきた天才アタッカーが、ついに“勝者”となる瞬間を、何よりもサッカーを愛するブラジル人も待ち望んでいるのかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dfd3a7403d298f8d3ed0127a58a4aabefbc87e7
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Source: サムライ ゴール


